秋の訪れ

多度津町山階・春日神社 彼岸花

暑さも和らぎ、過ごしやすくなってきましたね。

山階・春日神社の境内の片隅に彼岸花が咲き始めました。先月の猛暑の影響か、例年よりも遅い開花です。

華奢で優雅な花弁と燃えるような紅色が荘厳な社殿によく映えます。

彼岸花って悪い花?

彼岸花には毒があり、不吉な花と言われることがあります。

しかし、彼岸花の別名「曼珠沙華マンジュシャゲ」はサンスクリット語で「天界に咲く花」という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。

また、毒があることで田畑を害獣に荒されずにすんだり、毒抜きをすればデンプンが豊富な食材になることから、人為的に植えられることもあったと聞きます。

必ずしも悪い花ではないようです。

暑さ寒さも彼岸まで

新型コロナウイルスは未だ収束していませんが、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があります。

夏の暑さや冬の寒さはお彼岸の頃に和らぐという意味の慣用句ですが、「辛いこともいずれ時期が来れば去っていく」という意味を持つことわざでもあります。

コロナ禍もいずれは去っていくことを信じて、今できることをしたいと思う今日この頃です。

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