多度津町山階・春日神社

山階・春日神社について

春日神社は奈良県の春日大社を総本社として全国に約1,000社ありますが、ここでご紹介するのは香川県仲多度郡ナカタドグン多度津町タドツチョウ山階ヤマシナにある春日神社。宮司は常駐しておらず、氏子によって維持管理が行われている兼務社です。

山階の春日神社は多度津町と善通寺市の境に位置し、2つの池を堀のように従え、南を向いて鎮座しています。社叢シャソウ(鎮守の杜)は大きく、冬には池にたくさんの水鳥が訪れます。

境内は広壮で風致に富み、総面積は4,530㎡(約1,370坪)あります。本殿は近隣では見られないほど壮麗で、彫刻に富んだ造りです。

平安時代から明治維新まで続いた神仏習合思想(神様は仏様でもあるという考え方)を現代に残しており、寺院としての面影もあります。

600年以上の歴史があり、何度も再建を繰り返しながら今日に至っています。

社紋(神紋)は下がり藤。開運、厄除け、安全祈願の参拝が多く、秋季例大祭では多くの人で賑わいを見せます。山階一円の産土神ウブスナガミ、氏神様として親しまれている神社です。

御祭神

天児屋根命アメノコヤネノミコト (別名:春日権現カスガゴンゲン春日大明神カスガダイミョウジン

祭祀

春日神社拝殿内での神事の様子
1月1日
元旦祭
1月3日
厄除祈願祭・自動車祓
4月第3日曜日
龍王祭(祈年祭)
土用の第1日曜日
土用大祓
秋季例大祭前日
宵宮祭(お神楽奉納)
10月第1日曜日
秋季例大祭(獅子舞奉納と神幸)
10月第2日曜日
小祭り(獅子舞奉納)
11月第4日曜日
新嘗祭

鎮座地

香川県仲多度郡多度津町山階上101

  • JR予讃線多度津駅よりタクシーで13分
  • 善通寺ICより車で11分

氏子

香川県仲多度郡多度津町山階の約400戸

春日大社とは?

春日大社

奈良県奈良市にある春日大社は、奈良時代に常陸の鹿島神社の祭神武甕槌命タケミカヅチノミコトと、下総の香取神社の祭神斎主命イワイヌシノミコトと、河内の牧岡神社の祭神天児屋根命アメノコヤネノミコトおよび比売神ヒメガミの四神を合祀した社です。平安時代の藤原氏の勢力に伴い隆盛となりました。ユネスコの世界遺産に古都奈良の文化財のひとつとして登録されていることでも有名です。

参考史料

  • 四箇村史
    昭和32年(1957) 四箇村史編纂委員会/編 
    P105、596、597