春日神社拝殿の注連縄

神社拝詞ジンジャハイシとは?

神社拝詞とは神職の方が神前で唱える祝詞ノリトを一般人にも読めるよう短く簡単にしたものです。
日本では古来より言葉には霊力が宿り、口に出して述べることによってこの霊力が発揮されると考えられてきました。いわゆる言霊コトダマです。言霊は言葉に出したことがそのまま叶うというもので、神前で祝詞や神社拝詞を言霊を込めて奏上ソウジョウする(読み上げる)ことで一層のご加護があるとされています。

神社拝詞は「日々のご加護に感謝し、これからも一生懸命に努力していきます」というような内容です。

春日神社拝詞

けまくもカシコき 春日神社カスガジンジャ大前オオマエを 



オロガマツりて カシコカシコみもモウさく 

大神等オオカミタチヒロアツ御恵ミメグミカタジケナマツり 



タカトウト神教ミオシエのまにまに 

天皇スメラミコトアオマツり ナホタダしき眞心マゴコロもちて 



マコトミチタガふことなく 

ワザハゲましめタマひ 



家門高イエカドタカ身健ミスコヤカに 

のためヒトのためにツクさしめタマへと 



カシコカシコみもモウ

拝礼作法

神前の拝礼作法は、二拝二拍手一拝です。厳かな気持ちで神様に真剣に向き合い、お祈りしてみましょう。

  1. かるくおじぎする
  2. 拝詞を奏上する
  3. 2回おじぎする
  4. 2回手をたたく
  5. もう1回おじぎする