獅子舞道具のお手入れ

「コロナがなければ、今ごろは村遣いかぁ。。。」
そんな思いに浸りつつ、獅子舞道具のメンテナンスを行いました。全員マスクをしての作業です。
作業内容
- 道具を外に出して煤払い
- 風通しの良い所で虫干し
- 道具の整理
- バチ等の消耗品の現状確認
- 道具の一部補修
- 保管場所の掃除
- 保管方法の改善・収納
代々受け継がれてきた道具箱

道具の多くは金属や木で作られた丈夫な箱に入れて収納しています。箱の中には、ずいぶんと年季の入ったものもあります。
写真はそのひとつで、明治17年(1884) の道具箱。130年以上経った今でも、太鼓のバチ等を入れる箱として使っています。
これからも大事にしていきたいものです。
道具のお手入れを終えて


今回、道具の整理をしたおかげで、以前よりもコンパクトに道具を収納できるようになりました。また箱にはラベルを貼り、どこに何を置いているのかひと目でわかるようにしました。これで道具出しも楽になります。
道具は保管状態が悪ければ、カビが生えたり、虫食い被害を受けます。獅子を遣わないにしても、道具のお手入れは欠かせません。
例年通りであれば、道具の整理をする時間がなかなか取れないため、これはこれで良い機会だったと思います。
来年に期待!

道具のお手入れを終えた後、春日神社に参拝しました。来年こそは獅子舞奉納をしたいですね。
コロナ禍により多くの活動が休止に追い込まれています。しかし、獅子組の活動は地元に住む者同士が年齢関係なく繋がりを持てる数少ない機会。これからも維持していきたいものです。