数字で見る山階地区

国勢調査

今日は国勢調査の回答締切日ですね。

国勢調査

国勢調査が初めて行われたのは大正9年(1920)、今からちょうど100年前だそうです。

これまでの調査によって得られたデータは、私たちの暮らしを豊かにするために様々な場面で活用されているらしいのですが、その恩恵を受けていると実感することはあまりありません。

調査に協力はするけど、いまいち身近に感じられないという人も多いのではないでしょうか?

でもそんなことないんです。

近年の国勢調査では小地域集計というものがあって、住んでいる地区を知ることができる身近な調査でもあるんです。

今回は上小原獅子組の地元・山階地区を数字で見てみることにしました。今年の調査結果はまだ出ていないので、山階の25年前(1995年)と5年前(2015年)を比べてみます。

山階の人口

25年前(1995年)5年前(2015年)
総数総数
0~4歳5763120373168
5~9歳8263145444286
10~14歳81731546047107
15~19歳79681476046106
20~24歳7677153413374
25~29歳4471115473481
30~34歳6575140494392
35~39歳83791626561126
40~44歳77821597678154
45~49歳1251192446166127
50~54歳91761675055105
55~59歳76741506168129
60~64歳73791527977156
65~69歳7571146111112223
70~74歳4351947776153
75~79歳2137584860108
80~84歳193453385391
85~89歳61420203252
90~94歳20231720
95~99歳000156
100歳以上000022
年齢不詳000101
総数117512062381102910382067
山階の世代別人口の増減(1995年〜2015年)

5年前の時点で山階の人口は約2000人です。20年間で300人ほど減りました。

全体的に少子高齢化が進んでいることがわかります。しかし、25~29歳の男性人口は25年前より多いです。団塊ジュニア世代と呼ばれる40~44歳もたくさんいます

若い人が中心となって、山階の祭りをこれからも盛り上げていきたいですね。

山階の世帯数

25年前

(1995年)
5年前

(2015年)
1人暮らし99145
2人暮らし183248
3人暮らし157159
4人暮らし152118
5人暮らし7150
6人暮らし4716
7人以上2818
総数737754
山階の住まいの変化(1995年〜2015年)

5年前の時点で山階の世帯数は約750世帯です。人口が減っているのに対し、世帯数は増えています。

1人または2人暮らしの世帯が増え、山階においても核家族化が進んでいるようです。これは1軒あたりの経済力(労働力)が低くなっていることを意味します。高齢世帯で収入が年金のみというところも多いでしょう。

この状況は山階地区に限らず全国で起きており、地元の文化財を維持するための資金を捻出できない自治体も多いと聞きます。同じ地区に住む人みんなで力を合わせて困難を乗り越えていきたいですね。

山階の住まい

25年前

(1995)
5年前

(2015)
一戸建601667
長屋建117
共同住宅(1・2階建)1029
共同住宅(3~5階建)9840
共同住宅(6階建以上)00
総数720743
山階の住まいの変化(1995年〜2015年)

山階は一戸建てが圧倒的に多いです。25年前よりもさらに増えています。

山階地区は農業の盛んなところですが、減反政策や担い手不足によって放置されている農地も多く見かけます。その農地を宅地とし、家を建てる人も多いのではないでしょうか。

見渡す限り田畑が続いていた風景もこのように少しずつ変わっていくのですね。

もっと知りたいなら

今回はごく一部のみご紹介しましたが、国勢調査では他にも学校や仕事、生活に関することなど様々なことがわかります。

山階地区以外にお住まいの方も、ご自分の地区のデータを見てみてください。意外な発見があるかもしれません。国勢調査のデータは政府の統計サイトでご覧いただけます。

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